ドローンのGPSの注意点
今ではドローンの飛行に必要な存在になったGPS。
このGPSはドローンの飛行の安全性を高めてくれますが、場所によっては急に切れたりすることがあります。
GPSが切れるとドローンはその場での飛行維持が難しくなり、風に流されたり向いている方向が変わったりします。
もしGPSに切れた状態での操縦に慣れていない場合は、焦る上に操縦が難しくなるので注意が必要になります。う
この記事では、飛行時における注意点をお伝えします。
まず、GPSとは何か。
「GPS」とは「Global Postitioning System(グローバル・ポジショニング・システム)」の略です。
GPSはアメリカの衛星を使用しており、ロシアの「GLONASS」やEUの「Galileo」、中国の「BeiDou」等の衛星があります。これらの衛星システムを総称して「GNSS(Global Navigation Satellite system)」と呼ばれています。
このらの衛星から発信される信号を端末が受信することでその場所を特定することが出来ます。
GPS機能は信号を受信することで機能するのですが、場所によっては受信しづらい、受信できないことがあります。
ですので、普段GPSが機能して位置情報を自動的に計算し、風に吹かれようとも、常にホバリングしてくれるドローンも信号を受信できなくては、風に吹かれると流されるという状況に陥りますので注意が必要になります。
では、どういった場所で信号を受信しにくいのかを紹介します。
・橋の下:角度や場所によりますが、受信状態が悪くなることがあります。
・雲が厚い日:雲が信号を遮る可能性があります。
・屋内:基本的に信号が届きません。
・山の中:見通しの悪い場所では受信が難しくなります。
・ビルの間:ビルが信号を遮断する可能性があります。
・電波塔の近く(または他のドローンの近く):電波が混信し、うまく受信できない可能性があります。
以上の環境下以外でも突然GPSが切れる可能性はありますので、飛行中は「自動飛行しているから大丈夫」など
慢心せず、ドローンから目を離さないようにお願い致します
GPS信号は突然途切れます。たまに「広い場所で飛行していたのに突然途切れた」という話を聞きます。
ですので、操縦者は不測の事態にも対応しなくてはいけません。
もし、突然GPSが切れた場合でも操縦者は落ち着いてドローンを操縦できるようになるためには、普段から
GPSがオフの状態での操縦に慣れておくことが必要になります。
自身でフライトモードが切り替えできるドローンであれば、GPSを切り、操縦の練習をし、慣れることが大切です。練習する場合は周りに人や建物がない環境下ですることをオススメします。また、いつでもGPSオンできるようにボタンの上に指を添えるようにしましょう。
本校では、GPSを切った状態での操縦技術の指導に力を入れ講習を行っております。
また、本校を卒業頂いた方は、コートを無料でレンタルすることが出来ます。
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気になる方はぜひお電話もしくはHPのお問い合わせファームからご連絡いただけたらと思います。
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