ドローン国家資格の学科サンプル問題が公開されました。
先日、無人航空機操縦士の学科試験のサンプル問題が公開されました。
一等無人航空機操縦士の学科試験のサンプル問題: https://www.mlit.go.jp/koku/content/001520518.pdf
二等無人航空機操縦士の学科試験のサンプル問題: https://www.mlit.go.jp/common/001493224.pdf
一等無人航空機操縦は、無人航空機の飛行の安全に関する教則に記載されている内容すべてが試験内容になりますが、二等無人航空機操縦士は一部免除されます。
免除される内容は、目次の「〔一等〕」と記載されている以下の3項目が対象になります。
・4.3.3 無人航空機の飛行性能
・4.3.5 飛行性能の基本的な計算
・6.1.6 カテゴリーⅢ飛行におけるリスク評価
二等無人航空機操縦の学科試験のサンプル問題を見ると、基本的なドローンを操縦する上で必要になる知識が求められています。三択式の回答になるので、文章の読み間違いや解釈違いがなければそれほど難しくはないのではないでしょうか。
一等無人航空機操縦士の学科試験のサンプル問題を見ると、基本的なドローンを操縦する上で必要になる知識に加えて、計算問題が出ています。数学が苦手な方はスルーしてしまうかもしれませんが、解かないのは一番してはいけない手だと思います。配点は公開されていないのでわかりませんが、もしかしたら計算問題の配点が高い場合、一問解かないだけで不合格に近付く可能性が高まります。計算問題以外の問題が全問正解しているのであれば大丈夫かも知れませんが、ケアレスミスをしている可能性を考えると、解かないということはできないと思います。
普段使わない文字や公式が出てくるので難しそうに見えますが、問題を見るに公式に問題に出ている数字を当てはめて、計算するだけなので、それほど難しいということはないと思います。計算に関しても、「CBT試験の画面上に表示される電卓機能を使用することが可能」とのことなので公式に当てはめる値、使う公式を間違わなければ解ける問題ではあるのではないでしょうか。但し、求める値によっては、移項させて公式の形を変える必要があります。ですので、勉強せずに受けに行く方はおられないとは思いますが、しっかりと勉強してから受けに行くことをおすすめします。
講習機関で学科の勉強をする場合でも、あくまで無人航空機の知識を教えるのであって、数学の知識・計算方法を教える場ではないのではないでしょうか。昔のことで忘れている知識かも知れませんが、予習をして講習で確認をする受講方法が一番身につく方法だと思います。
いかがでしょうか。二等に関しては、先述したとおりそれほど難しいと印象は見受けられません。しかし、一等は計算問題が出てきてかなり面倒だと思いますが、お仕事で活用していくのであれば一等は取得しておきたいところだと思いますので、一緒に頑張って行きましょう。
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