一等無人航空機操縦士経験者コース 概要
一等無人航空機操縦士 経験者コース
受講条件
・満16歳以上であること
・規則別表第六に定める身体検査基準に適合すること
・登録申請システムによる「技能証明申請者番号」を取得していること・本校講師に操縦技術が認られた者講習修了条件 以下の条件を満たした者を修了者として認める
・学科講習:約690分 e-ラーニング形式での講習になります。※受講申し込みより先に学科試験に合格されている場合のみ、学科講習の免除が可能
・実地講習:10時間以上(基本飛行)、5時間以上(目視外飛行)、1時間以上(夜間飛行) 基本的に学科講習修了後からの実地講習開始になります。
・実地審査:学科講習と実地講習を修了し、規定内の得点を取得すること
講習内容
・学科講習
1.無人航空機操縦者の心得 |
1 | 操縦者の役割と責任 |
2 | 安全な飛行の確保 |
3 | 事故が起きたときの対応 |
2.無人航空機に関する規則 |
1 | 航空法全般 |
2 | 航空法以外の法令等 |
3.無人航空機のシステム |
1 | 無人航空機の機体の特徴(機体種別) |
2 | 無人航空機の機体の特徴(飛行方法別) |
3 | 飛行原理と飛行性能 |
4 | 機体の構成 |
5 | 機体以外の要素技術 |
6 | 機体の整備・点検・保管・交換・破棄 |
4.無人航空機の操縦者および運航体制 |
1 | 操縦者の行動規範及び遵守事項 |
2 | 操縦者に求められる操縦知識 |
3 | 操縦者のパフォーマンス |
4 | 安全な運航のための意思決定体制(CRM等の理解) |
5.運航上のリスク管理 |
1 | 運航リスクの評価及び最適な運航計画の立案の基礎 |
2 | 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価並びに運航の計画の立案 |
3 | 機体の種類に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案 |
4 |
飛行の方法に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
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e-ラーニング講習修了後、模擬テストを行う。
・実技講習
マルチローターによる操縦訓練 |
1 | 前方に向けた状態での基礎訓練 |
2 | 四方向(前方・後方・右・左)に向けた状態での基礎訓練 |
3 | GNSSがある状態での操縦訓練 |
4 | 旋回を加えた操縦訓練 |
5 | 高度変化を伴うスクエア飛行 |
6 | 異常事態発生時の8の字飛行 |
7 | ピルエットホバリング |
シュミレーターによる実技講習 |
1 | ラジコンヘリでの操縦訓練 |
・実地試験
100点の持ち点からの減点式採点法。試験終了時に80点以上の持ち点を確保したものを修了者とする。