ドローンビジネスは益々拡大の一途を。

これはアメリカにおけるレポートのようですが
世界的な流れと考えて問題ないでしょうね。
まさに今年2019年がドローンビジネス発展元年と
呼ばれるかもしれません。
ゴールドマン・サックスは「Drone Reporting For Work」の中で、
世界のドローンマーケットの規模が2020年までに1,000億ドルに達すると予想しています。
世界のドローンビジネスの大部分を軍事利用が占めていることは驚きではありません。
防衛用ドローンのマーケットは、2020年には700億ドルに達する見込みです。
次に規模が大きいのが民間用ドローンのマーケットで、170億ドルに届くと予想されています。
ゴールドマン・サックスはこの大規模なマーケットについて「無視するにはあまりにも大きい」としています。
テクノロジーは更に進歩し、ドローン産業は今後も盛り上がりを見せ続けるだろうと予想されています。
軍事利用の次に規模の大きいマーケットである民間用ドローンは、まだ大きな伸び代があると述べられています。
小型家電マーケットの中でもアクションカメラやウェアラブルデバイスと比較すると、
民間用ドローンはまだ規模が小さいマーケットだからです。
今後最も急成長すると予想されているのは、ビジネスや政府によって使われる商業用ドローンのマーケットです。
ゴールドマン・サックスは、2019年から2020年にかけて商業用ドローンマーケットの
規模は130億ドル伸びるだろうと述べています。
また、成長率はアメリカ連邦航空局(FAA)によるドローン規制に大きく左右されることが指摘されています。
BVLOS(有視界外)飛行や、人の上の飛行、夜間の飛行などが許可されるかどうかが、
商業用ドローンマーケットの成長にとって決定的な要因であることは明らかです。法規制が整えば、
ドローンマーケットはこれまで以上の急成長を遂げる準備ができている、
とゴールドマン・サックスは結論づけています。