ドローンで観覧車の点検を効率化!DJIが検証を実施
DJI JAPANとサノヤス・ライドは12月3日、DJIのフルサイズセンサー搭載の航空測量用カメラ「DJI Zenmuse P1」を活用し、
遊戯施設の点検業務効率化の推進を目的とした検証を実施したと発表しました。
大型遊戯施設の点検は高所作業になり、危険な作業を伴います。作業の安全性とコスト効率を向上させるために、サノヤス・ライドは
2016年からDJI製のドローンを導入し業務に用いています。

共同検証では、観覧車などの大型遊戯施設を対象に、DJIの業務用ドローンMatrice 300 RTKにDJI Zenmuse P1を搭載し、画像の処理には
マッピングソフトウェアの「DJI Terra」を活用。
DJI Zenmuse P1は、4500万画素の撮影が可能なため、撮影する枚数と飛行時間の短縮を実現しました。
さらに、DJI Terraは生成した点群上で画像の管理を一括して行えるため、必要としている画像へ瞬時にアクセスでき、従来まで丸一日かけていた
処理を数十分ほどで完了させたとしています。



実証動画
参考記事:https://robotstart.info/2020/12/03/large-game-inspection-dji-zenmuse-p1.html
DJI Zenmuse P1紹介(2021年出荷予定)
・航空写真測量用に設計されたフルサイズセンサーカメラ
・45MPのフルサイズの低ノイズ高感度センサーを統合
・地上基準点がない状態でも高い精度(水平3cm/垂直5cm)を実現し、一回の飛行で3km2範囲をカバー
・メカニカルシャッターを搭載し、マイクロ秒レベルでモジュール間の時間を同期する刷新されたTimeSync 2.0システムを採用し
リアルタイムの位置と方向を補正する技術と組み合わせて、cmレベルでの精度の高いデータを取得
Matrice 300 RTK紹介
・最大飛行時間55分
・最先端のAI性能搭載
・6方向検知&測位技術による障害物検知性能
詳細:Matrice 300 RTK – Built Tough. Works Smart. – DJI