DJI産業機、赤外線カメラの比較

DJIの産業機であるMavic2EnterpriseDual、Mavic2EnterpriseAdvanced、ZenmuseH20Tの

3機種の赤外線カメラのスペックや赤外線画像の比較を紹介します。

 

比較画像はソーラーパネルの点検デモとなります。

 

Mavic2EnterpriseDualの赤外線カメラ比較画像

  

高度10m(左)、40m(右)の比較写真

高度10mでは温度差があるポイントは捉えていますが、輪郭やエッジの部分はぼんやりとしています。

高度40mではDUALだと細かい部分の判別は難しくなります。

 

Mavic2EnterpriseAdvancedの赤外線カメラ比較画像

   

高度10m(左)、40m(右)の比較写真

高度10mでは温度差があるポイントをしっかりと捉え、地上や太陽光パネルの輪郭もはっきりとしています。

高度40mでもDUALよりはっきりと判別できます。

 

ZenmuseH20Tの赤外線カメラ比較画像

   

Mavic 2 Enterpriseシリーズに比べると、やはりエッジもしっかりと捉えた精度の高い

赤外線画像データを撮影することができます。

多少高度を上げても細かい部分の判別が可能です。

 


 

Mavic 2 Enterprise DUALは解像度が低く簡易的な機能の為、高度が高くなってしまうと

不良個所の確認が難しくなってしまいます。

新しく発売されたMavic 2 Enterprise Advancedは赤外線カメラの部分で見るとZenmuse H20Tに匹敵するほど

高精細に対象物を捉えることができます。

赤外線だけの機能と限定して使用する場合は、Mavic 2 Enterprise Advancedはとても良い機体だといえます。