DJI農薬散布機、T10・T30について

現在中国で販売されている農薬散布機T10とT30の簡単な情報をまとめてみました。
もしかすると来年以降、日本でもこの2機種が販売されるかもしれません。
T10
従来のAGRASシリーズに比べ軽量かつ強度が倍増し、4枚ローターでありながら10Lの噴霧タンクを搭載しており、散布幅は最大5メートル、折り畳みも従来より簡単になりました。
保護等級はIP67、そしてRTK(高精度動作)が標準装備となりました。
球形レーダーシステム
新しい球形レーダーシステムによりすべての視覚で障害物や周囲の環境を認識できます。
デュアルFPVカメラ
フロントとリアのFPVカメラを搭載しており、前後の視界が一目でわかります。
送信機
従来の送信機ではなく、外部バッテリー取り付け可能の産業用のスマート送信機になっております。
発電機一体型充電器
この発電機一体型充電器、2つのバッテリーと1つの充電ができます。
とても驚きなのが超高速充電です。7分で充電が完了するみたいです!!凄すぎです!!
T30
6枚ローターで30Lの噴霧タンクを搭載しており、散布幅は最大9メートル、ノズルは16個あり液滴の沈下がさらに改善され、アームの角度が斜めのため薬液を上下に均一に付着することができます。
果樹園などでの活用が主な感じですね。
球形レーダーシステム、送信機、発電機一体型充電器はT10と、さほど変わりはありません。
詳しい情報はDJI公式ページに載ってますが、中国版に切り替える必要があります。
日本でもこのTシリーズの発表が待ち遠しいですね!!